「光の風に吹かれて」を受けて

「光の風に吹かれて」を受けてくださった方が感想を送ってくださいました。

遠隔の時間よりも、だいぶ早くからドスンと重量感のあるエネルギーが降りてきました。
なので、早目に横になって目を閉じていたら、急に身体がフワリと軽くなったので、目を開けてみると、ちょうど遠隔開始時間でした。

最初に、十字形の光が降りてきて、それが身体を通過すると、真っ黒な海の中に沈んでいました。その海は、無音で無光で、温かくて、何故か少し懐かしい感じのエネルギーでした。

沈んでいたと思ったら、あっという間に、身体も意識も溶けてしまいました。ただ、とても拡がった感覚だけがあり、深く深くリラックスしていて不安などはありませんでした。

満月のような優しい光が射し込んできて、意識が再びはっきりとしてくると、側に、金色の微細な粒子で出来た龍が現れました。その龍の背に立つと、下から物凄い勢いで風が吹き上がり、その風に乗って上昇して行きました。

気がつくと、周りには同じように龍の背に乗った観音がたくさんいました。何千もの金色に輝く騎龍観音が、風に吹き上げられながら上昇していく情景は圧巻でした。

その中の一人が、私に近づいてきてこう言いました。「やっと、お戻りになられましたね。あなたをお待ちの方がおられますよ。さあ、ついてきなさい。」
そう言うと、別の方向へと誘われました。

その観音について行くと、急に目の前が光に包まれて、金色の光の中に、極彩色の光の粒子が混ざった不思議な空間へと降りたっていました。

目の前には、虚空蔵菩薩が鎮座しており、私はそこで足を組んで座り、瞑想を始めました。

すると、両こめかみに光が入ってきて、頭の中の松果体を通り、各々反対側のこめかみから外へ出て、頭上でくっついて光の輪を作り、その輪に沿って光がクルクルと回り始めました。

次に、眉間とその反対側の後頭部から光が入ってきて、松果体を通り、同じように頭上でくっついて光の輪をつくりクルクルと回り始めました。

松果体の所に、小さな太陽のような光が灯っていて、その光がドンドン強くなっていき、目映い輝きを放っています。今度は、頭上から光がやって来て、頭の中の松果体に入ると、一層強く輝き、その輝きは空間そのものを覆うほどになりました。

虚空蔵菩薩の声がします。
「みほとけの智慧を持って、世界を創造するように」

すると、宇宙サイズの巨大な大日如来の胸辺りから、小さな大日如来が出てくるのが見えて、それが頭上からくる光の柱の中を降りてきて、松果体の中に収まりました。こめかみと眉間を通る二つの光の輪が無くなると、松果体の大日如来を囲むように、四体の如来が現れました。

最初、海の中に溶けた時は、【光の海に溶けて】がはしまったのかと思いましたが、風の後押しを受けて舞い上がり、とてもたくさんの次元で勉強したり、教えを受けていたようでした。あまりにもたくさんすぎて、覚えられませんでした。

嵐のような風に身体を分解されるのかと思って、ドキドキしていたら、光の風に吹かれてどころか、光の上昇気流というか、光の上昇騎龍にのって、自分一人では到達するのが難しいような光の次元や世界へと連れて行ってくれ、たくさんの学びを受け取ることが出来るセッションでした。

私の場合は、不思議な密教ワールドでしたが……(笑)
人それぞれなのでしょう。

ではまた
次のセッションを楽しみにしております。
今日は、ありがとうございました。